Adolf庵 亜奴流布の残日録

Adolf庵 亜奴流布の残日録日々の残日録の日記です

「男子中学生のオ●ボール」(絶望ノート)

 そう言えば、中学生の時とか好きな女の子が家に来て部屋に上がるまえに「ズリセン」したティッシュ(精子ボール)とか捨てたり、女の子の写真とか隠していましたか。男の子として正直に言いますが、クラスメイトだった智恵子は興味なくて、同じクラスの和恵ちゃんという女の子がで「おかず」にしていました。


「亜奴流布は変態という名の紳士です。」
 


照音は学校でいじめられているわけですが、ただ、これが毎日なので、読んでいくと辛くなります。お金がないから・・・・・。母親が悲しい顔をします。
(家は市営住宅のボロボロ、生活保護を受けれるギリギリの貧乏です、靴も履き古したスニーカー、カバンもボロボロ、母親はビートルズかぶれの父親と息子のために深夜まで働く、外食もない、親戚の葬式の時や法事の時のお金が払えない、「海苔巻きや懐石料理はたくさん持って帰る、泥棒 と言われたことも」←これ私の父と母、いや、香典やお盆の金が無いので、当たり前のことなので)
 初恋の好きな女の子の性格が最悪で真綿で首を締めるようにジワジワと効いてきます。しかも当然のようにいじめは少しずつエスカレートしていく。
(初恋の女の子が自分家に来てくれた「大好きな本のことを話せる。」と思うのですが、罠で「二人でエロいことしたんだろ。」彼女に思いを描いた絵とラブレターもさらされます。」学校の裏サイトに張られます。)


しかし、このノートが「デスノート」になっていきます。



「絶望ノート」に出てくる神様「オイネプギプト様」。石ころを敬うなんて「さあ、ゲームの始まりです、愚鈍な警察諸君私を捕まえたまえ。」で始まる神戸児童連続殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗」の日記と一緒なのです。


  面白いサスペンスです。



 照音はこのノートを読まれた、騙された女の子を許す気持ちなのです、「日記の事たまらせて。」がデスノートになるのです。






 この小説って700ページ近くあるので、読破に六時間かかりました。
 「トルストイの小説」ぐらい重いのですが、読みやすいですよ。

 



 私みたいに好きな女の子を「おかずにして」バレてると、沈黙の艦隊になる変態なのですが。