Adolf庵 亜奴流布の残日録

Adolf庵 亜奴流布の残日録日々の残日録の日記です

「自衛隊は国防軍でもいいとおもう 災害派遣」(ひどい被災者が多い)

 新潟地震の自衛隊に対するクレーム。(現地に行った弟談)
「お湯がぬるい」
「お湯が汚い、被災者なんだぞ。」
「コメが不味い」
「レトルトを食わせるな。」
  本当にあった、被災者からのクレーム。対処はしているのらしいのですが。


 (写真は去年の西日本豪雨のときの支援)


 うちの弟は元陸自の三等陸尉(最終階級)
   中卒から夜間高校から下士官試験を受け入隊、昇進試験を受けて二十歳で幹部初級課程を受け、陸曹からスタート、本人も「防衛大にいかないと、佐官になれない。」と言っていました。「三等陸尉」になったとき部下が100人もいて、「うつ」になる隊員や脱走したり。毎日が「管理職として二十歳ぐらい」では無理ゲーム。
 デスワークなので隊員に朝の食堂や訓示の時に聞くようにしていたみたいです。


 普通科と違って後方支援と調達部なので、自衛隊の「購買」なのですが、災害派遣の時は一番しんどい部隊になります。戦争の時は飯炊き、戦果の記録、資材の用意とかする舞台なので。


 災害時の災害派遣は被災者に「衣食住」を提供するのが任務です。

 毎朝、士官と警察と消防が集まって話をします。
 普通科はどこに重機とかいれるとか、医務課は衛生の管理と簡易の病院の設置や、後方支援の調達部隊はその日の被災者に配るご飯と水の手配、資材の到着や隊員の食の用意の計画、ゼネコンの建築現場みたいですよ。


 弟は、お風呂の責任者と被災者に配るごはんの責任の担当だったので。
  現場では階級が一番上、不眠不休。
「お湯がぬるい」
「お湯が汚い、被災者なんだぞ。」
「コメが不味い」
「レトルトを食わせるな。」


 ちやんと作っているのに。


 トイレがつまれば、汚物を取り除いたり、一番腹が立ったのは。


「自衛官は温かい飯を食べてる。」
 戦闘用の缶詰を隠れてたべているのに。


 自衛隊をやめたいと思ったらしいです、「東日本の震災」被災者本人たちの勝手にしろと冷たくなってました。


 でも「新潟地震」でお嫁さんが見つかって、職場結婚したとは。