Adolf庵 亜奴流布の残日録

Adolf庵 亜奴流布の残日録日々の残日録の日記です

「標的・迎撃・激突」


柴田恭兵 - TRASH
 僕は、現金報酬の場合は「ありがとうござすます。」と誰とも言いますが、雇い主でなく、現金を預かってるだけの横着な人間には「たしかに」しかいいません。


 今日、流石にブチ切れる寸前。


 「何でもかんでも、食って掛かる」


 揚げ足を取る、嫌みを言う。現場のことを教えない。
 その人間が『最大の取引先なので、我慢。』くそ土工なのですが。
 堪忍袋の緒が切れて。


 事務所から先方の会社の「専務」さんと話す。


私「うちの会社の人夫さんはもう、無理、この現場は。」
専務「本人にはよく言っとくけど、他にも現場たくさんあるので。」
私「私も、他の取引先を断っているので。」


 ただの現金人夫だったら、「怒って帰れば」いいだけなのですが。
 会社の信用問題になるので出来ない。


 その現場から全員、明日は休みにしました。他にも、解体のオーダ入っているのですが(大雨)なので、出たい子を出すだけにしてます。


 人夫出しって、毎日の会社の収入は低いです。


 我々の弱小は大手の四分の三しか取れません。
 人夫さんに11.000円と交通費と食事代1.000円です、大手は二万台の請求をしますが、私たちの取り分18.000円です。(解体工・op・鍛冶屋はプラス3.000円です)。


 土方一人に儲けは6.000円です。平均、六人でも3万程度の売り上げしかありません。


  初期投資もすごい。


 派遣業免許が無いと、「信用」されません。
 人夫出しは、派遣業ではないのですが、給料を払う会社に登録する義務があります。(口頭でok なんですよ)


 事務所借り、お店を出して、月120万円の売り上げ、光熱費や賃貸料、広告料金、通信費、西成では店を出すリスクがすごいのです。


 私の場合は妻の「義理父」の大阪支店で開業しているので、解体業とかもあるので、今、大阪から山口「ホテル解体」に送って出張している、人夫さんの毎月の200万の純利益が助かってます。


 「旅館代は先方払い。」


 旅館もいいところばかりで。



 


 ★ 法人税って「ミナミの萬田はん」よりきつい。



 ★なごみたい


 西成にいる、人懐っこい猫さんたち。
 「ねこ」さんは荒んだ心をなごましてくれます。